宮城県感染症発生動向調査情報(第 6 週)

宮城県【 平成18 年 2 月 15 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2006.2.6[ 〜 2.12 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

116

153

126

29

78

186

114

650

1452

−全数報告疾病−
1類感染症:報告なし
2類感染症:報告なし
3類感染症:報告なし
4類感染症:報告なし
5類感染症:報告なし

−宮城県感染症対策委員会情報解析部会−

[インフルエンザ]
 県全体では減少したが、登米、石巻、気仙沼管内で警報継続中である。また、その他の管内でも栗原管内を除き、注意報値を超えている。今しばらく注意が必要。

[感染性胃腸炎]
 登米管内で警報継続中である。

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 登米、石巻管内で警報継続中である。

[水痘]
 栗原、登米、石巻管内で増加している。

【病原体検出情報】
 〜保健環境センター〜
インフルエンザ患者より
 気仙沼管内 1、2週採取分 A香港(H3)型 5件
 登米管内  3、4週採取分 A香港(H3)型 2件

 2005年9月5日から2006年2月14日までに全国で検出されたインフルエンザウイルスは、Aソ連型223件(15.1%)、A香港型1238件(83.7%)、B型18件(1.2%)の計1479件であ
った。
[国立感染症研究所感染情報センター・インフルエンザ流行レベルマップより]

咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

1

 

4

5

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

3

32

2

11

30

13

 

61

152

感染性胃腸炎

64

82

15

21

61

26

19

279

567

水痘

 

9

7

10

10

18

1

64

119

手足口病

 

 

 

5

 

 

5

 

10

伝染性紅斑

1

1

 

1

1

 

 

4

8

突発性発疹

1

2

6

3

 

3

1

11

27

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

1

 

1

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

5

8

2

5

14

7

22

63

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

 

 

4

5

RSウイルス感染症

 

 

 

1

1

 

 

10

12

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

3

3

1

 

 

1

 

4

12

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

1

 

 

 

1

 

 

 

2

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

6

6

 

[ウイルス分離状況] 1.30(第5週) 〜 2.12(第6週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

50

 

2

 

 

1